路面切削の建設業許可

予防的修繕工法は舗装の寿命を延ばすための策の一つで、特にアスファルト舗装が連続的に凸凹を生じて表面が不平になり、走行安全性に影響を及ぼす場合に重要となります。そのような場合には、切削機を用いて該当部分を除去し、路面の平坦性と滑り抵抗性を改善します。

切削工法は、大別すると、路面切削工と切削オーバーレイ工の2つの方法があります。路面切削工は、まず既存のアスファルト表面を切削し、その端部を研磨した後、一旦道路を開放します。その後、別の日に舗装作業を行います。一方、切削オーバーレイ工は、切削から舗装までの全工程を一日で完了する手法です。

さらに、これらの一般的な切削工法の他にも、特定の範囲（3㎝以下）の凸部を除去する帯状切削や、通信管路の設置用の溝を作るための溝切り切削というような特殊な切削工法も存在します。

路面切削の区分

路面切削は建設業法条「舗装工事」に該当します。

路面を舗装するために切削工事を行うのでそりゃそうだと思うかもしれませんが。

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